Wednesday, 16 April 2008

食事・栄養療法について(一)

kana様と寂光様のコメントへのレスを兼ねて。

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先日の季節の変り目に、久々に軽い風邪を引いたときのこと。

一週間ほど連日、夕方4時くらいから微熱が出て、顔が熱くなったり、手足が重くなったり頭がボーっとしたり、という状態が続いたのですが、

その時、私は、仕事に支障がないように気を遣いながら、

考えてみれば数年前までは、長い間、こういう発熱や身体の重さとの戦いが日常的だったことを思い出しました。

それが日常じゃなくなった後も、留学の少し前まで頻繁にぶり返していたことや、

そのたびに内心で「大丈夫か自分?」と、不安になっていたことも。

当時、仮に親に相談しても、医療費の負担を愚痴られたり「死ね」と言われたりで、思うように病院に通えなかったし、

もし親戚に相談しても叱咤されるだけだったので、

できるだけ平気なフリをしていましたが、

今振り返ってみると「心細かったろうな自分」と思います。

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管理人が、「食事療法」「栄養療法」といえる考え方に初めて出会ったのは、大学入学のために上京し、いわゆる「寝たきり学生」を地で行く暮らしをしていた頃のことです。

週あたり数時間、瞬発的に頑張って、そのたびに燃え尽きて、残りの時間を寝たきりで過ごす…というような時期、下宿の傍の書店で見つけたアンドルー・ワイル氏の著書がそれです。(「ワイル博士のナチュラル・メディスン」等)

これらのお陰で、カフェインや甘モノを過剰に摂取することの悪さや、精白しない穀物の良さを知ることが出来ました。

が、当時の流行では、「こんな不調にはこういうハーブが効く」というような、西洋の薬草にスポットライトが当たっていたせいか、食事そのものには、深く踏み込みませんでした。

「基本の食生活をきちんと。」という世論自体、今ほど盛んではなかった。

当時の私個人は、豆やゴマや野菜やキノコや魚など、一見しっかり食べていました。

しかし、白いご飯を主食としたり、安い清涼飲料水を大きいペットボトルで買ったり、朝食を「甘いシリアルと牛乳と果物」などで済ませることには、問題意識を持っていませんでした。

もし私に母仕込みの自炊能力がなかったら、さらに既製品に頼っていたはずなので、その場合、この歳まで生き延びることは不可能だったかもしれません。(その点では母に、微妙に感謝しています。)

つづく。

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Tuesday, 25 December 2007

近況と、地学と、大学の通信講座で地学を学べる話。

このブログ上には、管理人の仕事の話題が余り出てこない。

理由は、といえば、

これまで大体において法令順守や個人情報保護に厳しい職場にいたので、その習慣が抜けないからだと思う。

今の職場も同じようなものだから、このブログに仕事の詳しい話が出てこないのは、今後も変わりない。

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去年も感じたことだが、お陰様で最近は、調子が良い。勿論この数週間のように、祖父の死の真相を知ってヘコムようなハプニングだってある訳だが、去年よりも更に、立ち直りが早くなったような気がする。

仕事や勉強をしていて、『自分ってこんなに頭が良かったのか!』と、思うくらいだ。

(死にかけていた時期を含めて、他人からはだいたい「頭のいい人」以外の評価を得たことがないのだが、管理人はそういうどうでも良さげな人の評価は適当に受け流すことにしている。対自分比が、一番信用できると思うので。)

六法だの判例だのを小学一・二年生くらいの頃から読み慣れている自分の、過去の境遇や過去の努力に、感謝したくもなるし、

ギフテッドで良かったなあ、とも思う。

===全く話は飛ぶけれど、教育について===

その辺の子供が

「数学なんてべんきょーして、何の役に立つの?」「物理なんて何が面白いの?」「化学なんて何の役に立つの?」「どれも全然使わないじゃんよー」

と言っている様子や、理系離れが進んでいるというニュースを見聞きするたび、

地学を高校の必修科目に戻したほうが良いんじゃないか?と、思ったりします。

高校地学では、物理・化学・生物の三分野の知識を判りやすい形でおさらいするから、地学が必修だった親くらいの世代だと、「地学で物理と化学と生物の凄さに目覚めた!」という人は、多いんじゃないかな。

最近売れているらしい文庫版や新書版の『高校地学』のような本は、この世代がメインの読者に違いありません(断言)。

たとえば物理の一部で宇宙速度を学んでも関心を持てない人って多いらしいけれど、

ほぼ同じ内容を地学の一環として学ぶと、前後が宇宙の話ばかりでイメージが描きやすいせいか勉強しやすいし、感動する人も多いような気がします。

===今日のちょっと役に立つ豆知識===

大学の通信教育講座…というと文系のイメージが強いですが、世間には、理系の講座も存在します。

秋田大学工学資源学部通信教育講座

地学系だと

地球科学コース 一般地質学、資源と地球環境、地球化学、鉱物学、岩石学、鉱床学、エネルギー地質学、応用地質学、応用地球物理学、地震、火山

資源開発コース 一般地質学、資源開発工学概論、地殻開発工学、鉱物資源開発、地下環境、石油資源開発、海洋資源開発、輸送システム、資源処理工学、廃水処理

…科目名を眺めるだけで萌えというか、ときめきますよね。

一コースあたり34400円(教科書代込み)で、料金的にもお手ごろ。自分ももう少し余裕が出来たら、受けるかもしれません。

疫学もやりたいのですが、あれはさすがに、通信講座はないっぽいです(海外を探せばあるかな。)

医学系だの地質学だの疫学だのとフラフラしてる管理人が、じゃあ何をやりたいのか?というと、

それは内緒…というか、疫学的に問題のある地質とか、まあその辺だと思ってください。

こないだ海外の人畜共通疾患の論文を読んでいて、やはりそういう分野って有るんだな~と思いました。

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Sunday, 25 November 2007

硯について(微妙に地学)

昔6・7歳だった時分に、硯の良し悪しについて教えられた事を思い出したので、意味もなく書く。

意味が無いというか、今、手元に地学の豆テキストと「チャート式」と、争坐位文稿やら集字聖教序やらの手本が一緒にあって、幸せな気分なので。

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硯の石には、石英や長石や雲母からなる卸し金のような構造があって(これの顕微鏡写真は非常に格好よい)、墨を磨る際には、この部分が、出来を左右する。

磨耗に耐える頑丈さと肌理の細やかさを併せ持つことは必須で、尚且つ美しい石の産地はさほど多くない。端渓などが珍重されるのは、これらの特性による。

墨の膠を残すような迂闊な扱いをすると、これが埋まってしまうので、手入れでは特に、洗浄に気をつけること。

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…これを聞いた時分は「大人になったら良い硯を手に入れたい」と夢見たものだけれど、

あれから二十数年経ち大のおとなになった今でも、市販のお徳用墨汁の三合数百円のものを浪費しつつチラシ裏に書きなぐっている私は、硯を語れる立場にいません。

いつかなりたいものです。

■差し出がましいついでに、書道について素人ならではの感想■

もうしばらく漢文を書いて、筆の扱いの勘を取り戻したら、次は仮名文字に挑戦したいと思っていますが(仮名文字のほうが難易度が高い、という信条なので)、あまり好きと思える手本にめぐり合っていません。

藤原行成でさえ、かな文字よりも漢文のほうが出来が良く見えたりします。なぜだろう。

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Wednesday, 07 November 2007

Podcastの科学番組

すっかり時流に乗れない人間になってしまった自分だが、このニ三日つくづく、「Podcastというやつは本当に便利だな」と思っている。

一ヶ月くらい前からBBCラジオの"Documentary Archive"をMP3プレーヤーに入れて持ち歩いているのだが、この番組の主題は旧ユーゴ内戦の後日談やアフガン内戦の後日談などだ。この二十年世界情勢どころではなかった管理人には良い勉強になるにせよ、

故郷の老若男女が自国の(はずの)軍隊の手で虐殺されていく様子を、引きつった笑い混じりに思い出すお姉さんのインタビュー等

はやはり、心の洗濯にはならない。寧ろ、一昨年くらいまでの自分がこれに良く似た喋り方をしていたのを思い出して考え込んだりする。

さて、勿論BBCのPodCastにも科学番組はあるのだが

折角だから地学の英語番組はないかな、と探してみた所、地学は見つからなかったけれど、芋づる式にThe LancetNatureのPodcastにたどり着いた。

あまりに嬉しかったので、LancetとNatureからそれぞれダウンロードして、昨日の晩は寝ながら聴いた。

起きてからも聴いた。

着替えながら聴いて、イヤホンの線が千切れそうになった。

出勤の途中も、昼休みにも聴いていた。当然帰り道でも聴いた。

去年留学先で学んだことと、帰ってきてから新聞の科学記事などをチェックしていたことと、翻訳で触って覚えた知識とがあるお陰で、あまり理解に苦労しない。

時間があるときに、環境物理系の番組を探してみたい。

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Sunday, 28 October 2007

一年ぶりの理科漬け

小さい子が何かを好むときは、結局「○○って、良く分からんけど、物凄くカッコいいな~」というノリでいるのだと思います。

リクツは良く分からないのだが、とにかく、カッコよく見えて仕方ない。

余りにもカッコ良く思えて、世界の他のものが全て、色あせて見える。

誇張抜きで「三度の飯より好き」で、追求するためなら食事も睡眠も平気で抜ける、そんな感じ。

この情熱の対象の「○○」は、多くの子供にとっては”誰かどこかの人間”のようですが(特に女子)、なかにはプロスポーツ選手の動きに憧れる子供もいるし、管理人のように、理系の何かだったりする人もいる、ということでしょう。

最近、後学のために医学・薬学の翻訳にちらっと関わっているのですが、

この週末、管理人は、自分がこれらのテクニカルタームを弄っているだけで、寝食を忘れるくらい楽しめる人間だ、という事を思い出しました。この辺り、小さい頃と変わりません。

合間に工藤公康選手の真似をしてバランスボールとダンベルの併用で体軸を鍛えたりしていましたし、週末の料理も掃除も洗濯も一通り済ませましたが、少なくとも三食抜きで机の前に張り付いていたい衝動に駆られたのは、確か。(でも身体を動かしたほうが能率上がるんですよね。眠気も醒めますし。)

理解度は「理科好きの子供」と大差ないに違いありませんが(ここ大事。科学というより「理科」という感じ)、

自分が生き生きできるものから離れていては駄目だな、と改めて思いました。いちおうこの一年チマチマと理系の勉強を続けていたのですが、やはり「漬け」の時間は、一味も二味も違う。

来週の仕事に差し障るのも何なので、今日はこれからちょっと習字をやって、9時には寝ますが、この楽しさは忘れないでおこうと思います。

普通の人が6歳から20歳くらいまでに済ませる段階を、30半ばの今になってようやく一歩一歩進めるようになったのは、複雑な気分ですが、やはり嬉しいものです。

(職場の健診の結果がX線胸部写真を含めてオールOKだったこともあり、やや浮かれ気味。)

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Thursday, 21 June 2007

Quo vadis Domine?

自然科学系の学問を真面目にやると、ラテン語との遭遇を回避するのは殆ど不可能だ。

また学問をやる奴というのは当然のごとく好奇心と知識欲の塊なので

(注:教育ママゴンに追い立てられて高等教育機関に入った、気の毒なオーバーアチーバー組を除く)、

少なからぬ数が、この古代語の基礎知識程度は持っていたほうが良いらしいと考え、

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Thursday, 26 October 2006

GABAとの拮抗作用など

以前、ドクウツギについての記事絡みで、その毒がGABAへの拮抗作用を持つ、ということを知って以来、ずっと頭の隅で考えていた件で小更新。こういう利用方法があるかもしれない、ということなのかもしれません。

参照:新宿溝口クリニック院長、溝口徹様のブログ

脳は、昼間見聞きした情報を、寝ている間にまとめて再処理します。脳の働きに必要な栄養素を欠けばその作業にも差し障りが出るでしょうから、悪夢を見やすくなるのは自然なことでしょうね。

ちなみに管理人は、ビタミンB類やナイアシン、あと亜鉛やマグネシウムなどをかなり浪費する体質のようで、ビタミン・ミネラルを欠く食生活をすると、間違いなく体調を崩します。

知能の高さ(と自分で言ってしまうと難だけれど)は、そういう微量な栄養素に支えられているんだと思います。統合失調症に苦しむ兄も、管理人と似た体質である確率は高いので、彼及び母には、かねてからこのような栄養面からのアプローチを勧めているのですが、今ひとつ耳を貸してもらえません。正直、治る気がない、のかもしれませんが…。

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Sunday, 24 September 2006

山好き一族に生まれて&「探そうビルの化石」

デイリーポータルZに、札幌の街中で化石を探す記事が載っていた。

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管理人の父方にも母方にも、「なにかあると山に入って気分転換」という、すごいよマサルさんみたいな習慣があった。修行といえばやはり山さ。

わたし個人も、今週末は、セントラルオタゴ地方に行って、山だの丘だの清流だのを眺め、金色のハリエニシダの匂いで一杯の、春の空気を吸ってきたばかりだ。

先日記事の、父方の祖父は、大叔父の助力で高等小学校を出た後は、山で伐採した材木を、河の流れにのせて運ぶ仕事についた。やがては商家の入り婿になるわけだが、それでも山が好きで、よく通っていたらしい。

その行方不明の父親も、山に入っていた。もっとも、一攫千金を狙ってのことだが。

私の父は山も趣味で、大学に入るまえ、少し世間を離れて山に籠り、営林署のバイトをしていたこともある。

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Monday, 14 August 2006

イラクはバスラ大学からの物理論文を見て

高校物理で習った原子構造より、かなり深いところまで踏み込んでいるファウンデーションコース・化学の授業。

現時点で、学校そのものは10日間の中休み中だが、今日の管理人は、先刻午後11時まで理学部図書館に出かけ、自習をしていた。今は、そこで娯楽代わりに読んだ、 "Journal of Physics B --Atomic,Molecular and Optical Physics" の最新号(Volume39 Number14 28July2006、とある)の中身を、自室に帰ってから、頭の中で反芻しているところだ。

私は、あまり要領の良い人間ではない。だから教科書の解説が、問題を単純化し過ぎているように思え、かえって混乱することが、昔も今も、頻繁にある。

そういう時は敢えて、難しい本を調べると、すっきり理解できる。因みにこれは、亡父が残してくれた、貴重な教訓だ。

「教師を、敵に回すけどな。奴らは、例え科学を教えていても、学問には、興味ねぇ生き物だから。」と、学校に関し、碌な思い出を持たない父は、付け加えた。(←教師の皆さん、大変失礼しました;)

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---高校物理の授業で、今さらK殻L殻M殻だのを覚えろと言われて、身の毛がよだった。別に予備知識が無くとも、全身が、まるで本能のように「……ありえない。」と拒否した。

父も私も、そのように、ともすると劣等生への瀬戸際を歩く生徒だった。

私たちにとっての救済とは、ゆとり教育の逆で、

例えば"K、L、M"の代わりに、"1s、2s,2p、3s,3p、4s、3d、”…等を覚えることだったのだ。よしんば受験に出てこない内容であっても、そのような周辺知識を固めることでしか、前に進めない。私と父の知能の高さに、代償があるとすれば、このような不器用さ、なのかもしれない。

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とはいえ、今のコースで普通に"1s、2s,2p、…"と学んでいても、今度は

楽しさで羽を伸ばしたくなる

のが管理人なりの人情だ。こういう時は、思う存分上のレベルに進んでも、もう学校から嫌われない環境に辿り着けたことが、心の底から嬉しい。

さて、上記ジャーナルの今号には、岐阜の研究所のマメな計算結果が載っていて、イオン化エネルギーについて昔から思う所の多い私は、興味深く読ませて頂いた。

とはいえ今号で、最大の興味をもったタイトルは、別に存在する。一題、日本人として目を惹かれる「Yukawa potential」という文字を見かけたので、詳しい内容を確認した所、

戦時下のイラクは、バスラ大学、理学部物理学科の、H.A.Kassim氏とN.S.Al-Maliky氏から寄せられた論文だった。

"Bound eigenstates in two dimensions for the superposition of the Coulomb and Yukawa potential by using the shifted 1/N method"

今の管理人が斜め読みした程度では、書いてあることの二割くらいしか分からないけれど、それでもこのお二人が、かなりな難題に挑み、相当キレイな答えを出したらしい、こと位は分かる。(悲しいかな、自パソで検証するなどの芸当は、当ブログ管理人の力量を大きく超えるのだが。)

確か、
英国の編集部あてに初めて原稿が届いたのが4月、その後の改定を経て、最終加筆が5月、とあったと思う。
電力はおろか、食糧までが供給不安定な戦時下に、これだけの思考と、それを裏付ける計算をやってのけ、

さらに見事な英語の論文に仕上げ、海外との交渉を経て、上梓するに至らしめる人材が、敢えて未だ残っている。それが、イラクという国の底力なのかもしれない。

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Friday, 11 August 2006

日本刀の名誉回復をめざし、巷説をさくっと切ってみたい

最近わりと耳にする説に、「日本刀は数人切れば刃こぼれするし、脂が巻いて切れなくなる」とゆーのがあります。

どこかのテレビがご丁寧に、巻き藁をすぱっと何度か輪切りにして、「ほら切れなくなった」とかゆー実演をしていたり、することもあります。

人を切るのに、いちいち輪切りにする侍が、どこにいますか。

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Sunday, 06 August 2006

バイナリな思考と、人の言葉のせめぎ合い

学期末テストの採点は、ニューサウスウェールズが一括して行っていたので、結果の細かいフィードバックが、いまになってようやく、聞けるようになりました。完璧に解いたはずの化学で、管理人がB+まで減点されていたのは、

結果の数字は合っていても、
解法の説明が不十分だったため、らしいです。
一問一問、それで少しずつ減点。
チリも積もれば、山となり。

化学も、数学の証明問題のつもりで、どの公式を使ったかまでちゃんと書くように、って?

………えええええええええ!?
と、実は公式を覚えるのが大の苦手な管理人は、心で叫びました。

まあ、…やらなきゃならないなら、やりますけど。…けど。……試験では、たいてい大量に時間余りますから、私。ちょっと位、解く速度落ちても大丈夫かな……うん。

実際、速度落ちるんですよね。今の段階では。

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個人的に、このコースくらいのレベルだと、
各内容ごとの、概念を把握できたあとは、頭の中に、

マイ演算プログラムみたいなもの(←自分で書いてて、カッコつけすぎだと思う)

が勝手に出来てしまうことが多いので、普段はそれを使って解いています。電卓なり頭なりに数字をぽんぽん放り込めば、(あとは、途中経過をメモする紙があれば便利)、ほとんど脊髄反射なみに、なにも考えずに解けるケースが、かなりあるわけです。

このマイ演算~はどうも、脳の中の、言葉とは関係なさげなところにできるらしく、どう動作してるかを問われても、言葉で説明するのは大変です。最初から最後まで、言葉と関係なく処理してるっぽいです。

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人体の別の機能に例えるなら、歩く動作、に似ているでしょうか。

直立二足歩行、って人間ならではの高度な機能で、幼児が山のよーに試行錯誤して身につける動作ですが、さあ、立って歩くコツを説明してくれよ。と頼まれても、言葉に出来る人なんて滅多にいないと思います。変に意識してたら、歩けやしません。そんな感じ。

また、これまで習った知識ぜんぶと繋がる形で、その俺様プログラムが出来ているので、
教科書のスタイル---かなりの場合、周辺知識から切り離すように、式を記述している---とは、なにげに馴染みません。

教科書に載っている公式を覚えることには、人並み以上に骨が折れます。繰り返すようですが管理人、抽象的な概念の把握は得意中の得意でも、用語だの公式だのの暗記は、ものすごく苦手。

苦も無く学術英語の読み書きが出来るにも関わらず、「be動詞」なんていう、中学生でも分かる文法用語さえ、見ただけで頭が重くなってくるくらい、苦手です。

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ことばは論理的で高度な思考の決め手、のようによく言われますが、わたし個人は、普段の言葉と、高度で論理的な思考とはあまり関係がない、と思っています。

特に小学生のころ、初心者向けプログラミングをちらっとかじった時、人の言葉に近いBASICだと、かなり簡単な内容でもオーバーフローを起こすけど、機械語をつかうと、遥かに高度で複雑な内容をすいすい動かせるのを見て以来、そう考えるようになりました。

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Saturday, 05 August 2006

本気でだれかと漫才の出来る人生を目指す:「gifted」教育雑感

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スノードン夫人が怪我で休んでらした間、英語のチュートリアルは、代わりにウェンディという女性が教えていました。

ある日、クラスが終わってからウェンディに、
日本における"gifted child”向け教育=要は天才児教育=について尋ねられたことがあります。

ウェンディの旦那さんは日本人男性で、
二人の間には、9歳になるお嬢さんがいるのだけれど、
その子がgifted child として認定されたとかで、

教育を、日本で受けるべきか
NZで受けるべきかで悩んでいる、そうです。

とりあえずこちらの私学のgifted向けコースに入れたものの、
その選択で良かったのか、まだ考えているみたい。

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「賢明な判断だと思いますよ」と私は答えました。

「日本の教育では、国が定めた学習指導要領にもとづいて
何歳ならこれ、と、一定の進度で学ぶことになっています。
個々の学校や教師、地方自治体や教育委員会には、
この件に関する裁量権はありませんので、例外的に先に進むことは認められません。」

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Wednesday, 02 August 2006

物理好き=単位への熱愛。

オタゴ大学のファウンデーション・イヤーは、隣国オーストラリアはニューサウスウェールズ大の同コースと共同運営されています。

そのため、カリキュラムは基本的に両大共通ですが、
オタゴ大には、「医学には物理の知識が必須」という、譲れないこだわりがあるんだそうで(拍手)、こちらの医学系コースには独自に、「入門物理」の授業が加えられています。

けれどなぜか、管理人が小さい頃から大好物にしてきた
原子核物理学だけは、「入門物理」から外されていて、
化学の授業のなかで、必要に応じてカバーすることになっています。

おかげさまで、とりわけ今日は、化学の宿題がラクです。
わたし以外には、難しいと思う人が大半らしいので、
先生のマーガレットとしては、必死だったみたいですが。

ちなみにマーガレットは、用語や概念の把握がきちんとしているので、化学が専門の彼女から物理を学ぶことに、違和感はありません。

日ごろの簡単な例でいうと、「コンタクトレンズ消毒液の成分を実際に分析してみよう」という授業の時、商品ラベルの表示成分がW/V(weight per volume)表示なのを見て、「重さは力の単位、っていうことが気にならない人のための表示だとは思うけど、薬品を扱ってる割に科学的にずさんだわ」と、しきりに気にするような人です。

………ひょっとして私はこれまで、化学や生物や
その先生たちを、ものすごーく、ナメてかかってたんじゃないだろうか?

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Sunday, 30 July 2006

結局オカルトが嫌いな理由:科学知識の悪用例、数種

随分まえのこと、

有珠・洞爺湖方面に行った、小学校の修学旅行の帰り道、
青く凪いだ噴火湾を眺める列車の車内で、
級友たちがなにやら、おまじないのような事をしていた。

手の甲をごしごしとこすり、
別の手をその上に数ミリから一センチほど離してかざして、
それでも別の手の存在が分かるのが不思議、と言って、
「ね?」「すっごーい」などと驚きあっている。

最初は無邪気に遊んでいる、微笑ましい光景だと思ったが、そうではなかった。
話の前後から察するに、どうやら彼女らの母親が最近、宗教に通いだし、そこの教祖は、この手のひらの、ごく普通の感覚を、あたかも超能力の芽生えのように、信者たちに吹き込んでいるらしいのだった。

人の皮膚には、温点と冷点という温度センサーがある。
そのお陰で、少し離れていようが、開け放った冷凍庫の冷気だの、ストーブの熱だのは、目を閉じていても分かるものだ。これは、少し考えればどなたでも実例を思い出すのではないだろうか。

手のひらだって、摩擦などで血行が良くなった場合は36度の体温そのままで、室温より随分暖かいから、一センチくらいまで近づけば、感じ取れてもまったく不思議ではない。

そこまで深く考えない人を、どこかの不逞の輩がつかまえて、神秘現象だと丸め込み、布施を集めたり、高額な何かを売りつけたりする。嫌なものだな、と思った。

加えて、彼らのイカサマに対し、「わたしも出来るわ!ひょっとして私、超能力者?」などと
群がる、日常に絶望した主婦たちの群れがいる、という現実をいまさらのように知ったことも、微笑ましいとは言えなかった。

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Thursday, 01 June 2006

納得する、という心理、トラウマの解凍

猫を飼ったことのある方は大体同意なさると思うのだけれど、あの生き物は、極めて好奇心が強い。

何か分からないことがあったら、納得が行くまで観察しようとする。

とはいえ、例えば車の玩具に興味を示し、納得するまで観察するにしても、その構造までを深く理解できているはずは、ないだろう。

彼らは恐らく、玩具なら玩具を観察しつつ、その新しい知識を、頭の中の引き出しの、どこに入れればいいのか悩むのだと思う。分類が済んで、頭の中が整理できたら、それで満足するように見える。

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Sunday, 28 May 2006

誰が興味を持つやら。「唐会要」へツッコミ

管理人はこちらに来るにあたり、東洋の古典を持っていこうと決めていました。

日本語ネイティブで、あとは中国語の現代文及び唐くらいの漢文が多少読めるのみ、の管理人としては、どちらの古典かの二択で迷った末、

結局、持参したのは、中学の時に通読したきりだった「荘子(内篇)」と、「唐詩選(上)」(共に岩波文庫)の二冊。

日本の古典は、こちらの図書館で、それなりに収蔵しているはずだと思いましたし、一方の漢文は、所蔵されて居ても、日本語での注釈本は少なかろうと考えたからです。

実際の、オタゴ大学図書館の充実ぶりは、予想を凌駕していました。専門の研究にはもの足りないでしょうが、趣味の文学読みには、充分です。

万葉・古今・新古今と、和歌の基本三点の全巻を押さえているだけならまだ驚きません。が、個人的にちっちゃい頃、芥川を契機にして抄本を読んで以来、一度しっかり読みたいと念願していた「今昔物語集」だって、全巻揃えていますし、

「梁塵秘抄」や「猿蓑」だって、全部、複数の注釈を付き合わせつつ読めるほどです。翻訳であっても古典であっても、どれも決して、お一人の解釈だけを鵜呑みにしてはならないものなので、これは助かります。

中国の古典では、例えば「周易」の、人を撲殺出来そうなほど分厚いやつまで、あったりします。(←これは外見だけで既に、読む気を喪失しました。…易経は確か、子供時代にさらっと流したきりですが、伝統医学にも関係があるので、もっかいきちんと読もうと思ってるんですが。どうも道教って、抵抗があります。スミマセン。)

理系科目ばかりに集中する合間の、息抜きには実にぴったり。

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という訳で、IMEパッド入力を頑張って、例の古い本へのツッコミ。元ネタがどれくらい古いか、というと唐は玄宗皇帝の開元三年(AD715)あたりだったりします。お馴染みの(?)高校世界史用語だと、「安禄山の乱(AD755)」とか、「タラス河畔の戦い(AD751)」の数十年前。つまり、

後に楊貴妃がらみで忠臣にまで背かれた玄宗が、まだまだ好青年だった当時。また、同時期の中東では、モハメッドの没後からまだ日が浅く、バグダッドにアッバース朝が興ってウマイヤ朝が倒れるなどとは、誰も予想していなかった時代。

その二者がやがて、中央アジアはオクサス河向こうだのまで食指を伸ばし、覇権を争った一件の、半世紀くらい前

その辺りの文書だと思ってください。ちなみに、「唐会要」は宋代に王溥とゆー人が書いたらしい、当時の祭祀文書アンソロジー&説明書き、もとい、評点本です。

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難解だとか、意味不明だとか、解釈が紛糾してるっていうのは、以下の部分ですね。

「天寳三載三月、两京及天下諸郡、於開元觀開元寺、以金銅、鑄元宗等身天尊及佛各一軀(『唐會要』巻五)

この後半を、管理人は、ハナから素直に「開元観・開元寺に於いて、金銅を以って、元宗の等身にて、天尊及び仏、各一体を鋳せり」と読みました。他の読み方が可能だなんて、考えつきゃしません。

玄宗の等身、っていうのはこの場合、天尊像とブツゾーの二体の、両方とも等身なんだと思います。で、開元観と開元寺の両方に、その二体をセットで祀ったんでしょう。

・等身像と、天尊と、ぶつぞーの三体を造って、開元観と開元寺にばらばらに奉納し、
・しかもどういう組み合わせで、どっちに奉納したか不明、という王溥その他さんは、
解釈、ちと穿ち過ぎてるんじゃないでしょうか。

なんで管理人がそう解釈するか、というと、それが

当時のハヤリだから。

…というと、身もフタも無いので、そう思った根拠を説明してみます。

管理人以外、誰が興味を持つやら分からない文書ですが、オタゴ大学図書館開架書庫に所蔵されてるくらいだから、広いネット世界には、何人か、いらっしゃるかな、と。

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Wednesday, 10 May 2006

スコットとアムンゼンのこと

化学の授業の合間に、担当のタッパー先生が、かつて南極点到達を競った、アムンゼンとスコット、そしてシャックルトンの話をして下さった。

スコット隊は、このダニーデンから南極へ出発したのだそうだ。そして、ご存知の通り、そのまま、帰らぬ人となった。

この街には、スコットが目にしたはずの建物が、多数、ほとんど姿を変えずに残っている。市の公会堂しかり、当時の最高級ホテルしかり。

ということは、わたしが日ごろ目にしている風景のなか、その日その時、

シャンデリアの明かりのもと、彼を迎えた晩餐会が開かれ、あるいは彼の記事が新聞の一面を飾り、あるいは、あの港に、彼を見送る老若男女が、群れをなしたのだろう。

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Friday, 14 April 2006

天文台で、萌え・ついでに東洋医学にも萌え

土星が見ごろだよ、ということで、

昨日の晩、級友たちと、
地元の天文台にお邪魔しました。

今も、ちょっと、ぼーっと…もとい、うっとりしています。
世間でよく言うことですが、星を見てると、なんというか、
日々のいろいろなストレスが
良い感じに、どうでもよくなりますよね。

この晩は満月近くで空が明るく、
いくらか雲が出ていて、
しかも湿度と気温があって大気が揺らいでいたため、
観測には不向きな条件でしたが、

それでも、反射式望遠鏡を堪能しましたし、
モーターで動く太陽系の模型とか、萌えが沢山ありました。
太陽系の模型、うちにも一個欲しいなあ、と口に出したら
全く同時に近くの席の子たちも数人、同じことを呟いたので、
なんだか、可笑しかったです。

《太陽系の模型のある生活、イメージ》

疲れて帰宅して、お茶かコーヒーを淹れて、
マグを片手に、ぽそっと椅子に沈む。

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Tuesday, 11 April 2006

如何にして数学は余の苦手科目となりしかby内村鑑三(嘘)

一昨日記事に書いた自分を改造する話の続き。具体的にどんなことをしていたか、書いてみます。何かの参考になれば。

ここに来て筆者は、これまで長年、苦手だと思っていた数学が、実は、他人と比較して、できるほうだ、ということに気づきました。

なおかつ、かなり好きな科目だ、ということにも。

それでもなぜか、「やっても、どうせたいしたことないさ」と思う傾向が捨てられませんでした。気になったので、武術がらみでしばらく内省すると同時に、この原因も探ってみたんですね。

原因がわかれば、対策が立ちますから。

切っ掛けは、管理人の場合、幼少期の、ささいな出来事でした。

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Wednesday, 29 March 2006

ベスト&ブライテスト

前記事のウォーキングで、
ダニーデン市の貯水池近くを通ったとき、
上水道の施設が建っているのを見つけました。

それほど大きくない建物で、
外見からは、恐らく屋内が3区画くらいに分けられていること,

その程度しかわかりません。

まず確実にあるのは、貯水池から取り込んだ水の
不純物(落ち葉とかムシとか)を沈殿させる水槽と、ろ過の設備、そして
殺菌のために塩素を添加する設備。

そしてこの街では、
虫歯予防ということでフッ素も添加しているので、
そのための設備も、あることでしょう。

日本から来たわたしは、フッ素添加の設備の前に立つなんて初めてです。見たいなあ。外からでも何か、わからないかなあ。

多分わたしの目は、相当輝いていたんだと思います。
化学を教えているマーガレットが、
こういうのに興味あるの?と訊いてきました。

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Sunday, 01 January 2006

海辺へ、「龍」を見に。

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12月28日の日記。

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マンションを引き払い、出立まで、実家に逗留することになる。
家財道具の搬出は完了したが、
大家さんが多忙ということで、部屋の明け渡しは29日へ延期された。
時間があいたので、小樽へ、海を見に行った。

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Saturday, 24 December 2005

マンハッタン計画異聞

わが国でしばしば目にする言説に、

原爆は開発当初からドイツに投下する予定など無く、
日本に投下すると決まっていて、
これは東洋人への人種的偏見に端を発する、というものがある。

M・ミッチェル・ワールドロップ著「複雑系」 (田中三彦&遠山峻征訳、新潮社、1996年)を読む限り、実際は少々異なるらしい。

タイトルからも判断できる通り、この本は原爆に関する論考ではなく、カオス理論などの気鋭の学者たちの生き様を追った、純粋な科学読み物だ。

おもな舞台は、ニューメキシコ州にあるサンタフェ研究所で、

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Tuesday, 06 December 2005

ドクウツギって役立たずなのかな

前記事「スナフキン、太公釣魚を…」のコメントでドクウツギについて書く機会があり、web上で調べてみました。

独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構 動物衛生研究所さま

家畜への有毒植物という切り口ですが、非常に参考になります。トップページへリンクしているので、「目次」→「ドクウツギ」でご覧ください。

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Sunday, 27 November 2005

スナフキン、太公釣魚を気取る/日本食とベリー/伝統医術

…我ながらヘンなタイトルで3つ、お題を書いてみます。 

管理人じゃすみんの行動は、スナフキンに似ているようです。(影☆さんサンキューです♪)スナフキンといえば、彷徨と、なにより釣り。そして釣りといえば…

…今になって初めてコミック「封神演義」を読んでいる筆者(長年の病み上がりですので)としては、ちょっと太公望気分。という訳で、今夜の話題一個目は、釣りで決定。

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小さい頃に住んでいた地域には、小川が流れていた。
珍しく護岸されず、自然のまま放置されていて、もってこいの遊び場だった。
岸で、美しい雉の営巣を観察するもよし、
「渡河作戦ごっこ」や「治水工事ごっこ」をしても、誰も叱らない。
但しこの小川は、

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Friday, 25 November 2005

「地質学と医学が分れば、世界中どこへ行っても食べるに困らない」

komagatake

「地学と鉱物学、医学薬学が分れば、世界中どこへ行っても食べるに困らない」というのは母の、さらに母方の家のモットーだそうです。 そんな母方だけではなく、二人の祖父、そして父も、山が大好きで、鉱石ハントや化石ハントが大好きでした。

肝心の母本人にはその手の知識はありませんが、わたしは初歩的なそういう教育を受けています。

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Sunday, 20 November 2005

イエダニと、土俵の女子禁制に、軽くジャブをかましてみる

日本の伝統/俗説2つに、ごく軽いツッコミ。

①ハウスダストで子供らが続々アレルギーを発症し、畳を避ける人が増加、という昨今の世情。 畳屋さんが「昔は、畳に虫を湧かせるなんて余程ずぼらな主婦でないと有り得なかった」と仰ったり、

あるいは住宅の気密化を云々する専門家が大半だったりします。

……そもそもイエダニ系は、近代以降に海外から流入し、徐々に広がった外来種だと聞きましたが、あれは空耳でしょうか。

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②たとえ太田府知事でも土俵の上に上がってはならない理由は、女性が穢れだから、とか言われてますよね。

「相撲の神様は女性で、力士は彼女に仕える神官、つまり恋人のよーなものだから」というのがそもそもの由来だよ、と小さい頃に日本神話を学んだ記憶がありますが、

これは、かつての管理人のいとけなさ故の、気のせいでしょうか。

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Wednesday, 16 November 2005

世界に内在する恐怖/例の毒物事件について

他人から聞いたことは可能な限り鵜呑みにしないのが
信条の管理人だ。

本でニノン夫人の香り風呂、
という美肌をつくる薬草の処方を読み、
そしてそれに「つぶしたSymphitum officinalis(コンフリー)の根が一掴み」
必要だと聞いたら、
即日、剣先スコップを掴んで外に出て
近所の野生のコンフリーの根を掘りに行ったりする。

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Wednesday, 02 November 2005

エントロピー増大の法則を検証する

リンク: エントロピー増大の法則を検証する.
理系の大学生なんかがよく言う「一人暮らしの法則」という冗談がありまして、筆者はこの法則に逆らうべく常に色々やっていますが、ちょっと気を抜くとそうなりかけます。恐るべし、法則。

ごみ質量保存の法則
部屋の中のごみの総量は、ごみの日の前と後では変わらない。

熱力学第二法則(エントロピー増大の法則)
・部屋の中の物品は全て乱雑さを増す方向に動く。
・一度散らかったものは元に戻らず、故意に片付けようと思わない限り、決してその逆は起こらない。

後者については、実例を表すHPが有りましたので、リンクを貼らせて頂きました。す…すばらしい!

ちなみに、「熱力学~」に対処するための、家事のヒント。

部屋の中で移動する時は、必ず、手に何かを持って移動しましょう。例えば机から台所に行く用が出来たら、机の上に、台所行きの物があるかチェックし、あれば持って行く、というふうに。

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Thursday, 27 October 2005

りんごの香りの庭/りんごの香りの彗星(笑)

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管理人の実家の庭は、主に母が設計し、世話をしています。 ただし、一部にはわたしの好みも反映されていて、その一つが「りんごの芳香が漂う通路」です。 上の写真は、その一部分。

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Friday, 07 October 2005

TOEFL大丈夫そうです/9月と10月のコンサート鑑賞リスト

まずはKさん、影さん、色々温かいコメント有難うございます♪
K.Hちゃん、メールの返事遅れてます。ごめんね。

さて、TOEFL受験を気遣ってくださっている皆さんへ:

実は昨日まで、ろくに付け焼刃すらせずに逃げ回ってました(爆) しかしここまで来たら逃げちゃだめだ×100、と思いなおして、昨日初めて、本番と同じ条件で、主催者配布の模擬テストをやってみました。

結果は、ペーパー677満点中620~650前後、CBT換算で300点満点中260-283くらい?でした。あと一週間くらい付け焼刃を続ければ(あと、本番の会場の方々が、今回の私のように、リスニングセクション中にそばで洗濯機を回しながら時間を有効利用しよう、と思わなければ:自爆)、満点までいくかもしれません。ちょっと安堵しました。

大学基礎コース進学には大丈夫な水準だと分りましたので、ご報告まで。

さて、9月は、ライナー・ホーネック氏の演奏で、再びストラディバリ(1714年製、オーストリア国立銀行からの貸与だそうです)を至近距離で聴くと言う幸運に恵まれました。先だって耳にした、F・P・ツィンマーマン氏の奏でる1711年製の柔らかい音とは少し違う、少し鋭角的な、ソリスト向けの音がしたのは、演奏スタイルの違いだけではないと思います。

ちなみに距離は同じ5~7メートルくらいで、前回は舞台に向かって右より、今回は左よりでした。ホールのサイズは違いますが、建材は同じ木製で、築年数も同じです。

バッハ「無伴奏ヴァイオリンの為のソナタとパルティータ」も良かったですが、とりわけパガニーニの「24の奇想曲」とは相性が良いように思われました。

10月は遊びまくります。中旬にはプラハ国立歌劇場のヴェルディ「アイーダ」全幕、文楽、ベルリン室内管弦楽団、〆はA・チッコリーニ氏の名機ファツィオーリ演奏など、舞台芸術を観まくります。特に人形浄瑠璃は「冥途の飛脚」封印切りの段、とか、鷺娘とか勧進帳とか、本当に楽しみです。

ちなみに節約マニアの私は全て特待チケで行きます。映画と同じ位の価格なので、お財布も心配ご無用さ♪

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Tuesday, 27 September 2005

金属「ビスマス」と「トラウマ」

最近、「アクセス解析」で検索ワードを調べる、というイヤラシイ(失礼)操作を覚えました。
地道に長い人気の「ウーツ鋼/ダマスカス鋼」や、
中秋の名月の時期にのみ人気だった「藤原道長」、
最近のオリコンで話題の「ボン・ジョヴィ」など、
皆様、それぞれ色々な検索ワードでいらっしゃっているようですが、
とりわけ興味深かったのが
「ビスマス トラウマ」の
2ワードで当ブログにたどり着いた方がいらしたことです。

・ビスマス=元素記号83Bi。
窒素族。典型元素。
錬金術の昔から知られる金属ぽい元素では、多分一番重い。
融点が271度と低い。

・トラウマ=「外傷」。元々はからだへの外傷を指す。
近年の流行語としては「心的外傷」や「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」といった、精神面の傷を意味する。
流行語なので、当然(?)、医療の対象となる重篤な例以外にも乱発されている。
例:「あの店のラーメンまずすぎ~。まじでトラウマ。」

この2つの単語「ビスマス」「トラウマ」の組合せは、
あたかも「蝙蝠傘」と「ミシン」が「手術台の上で」出会ったが如き
シュールレアリスム的邂逅のようにも見えましょうが、

同感:筆者も子供時代、ビスマスがらみでトラウマを負いました。

小さい頃、民放TVで、イタリアの某所に所蔵されている、人の全身の血管の標本のエピソードを観たことがあります。
横たわった姿の人間の、微細な血管一つ一つまで分るように製作されています。
(ちょうど、植物の葉を加工して葉脈だけ残した、
皆さんがかつて学校で作った、標本のように。)

全く残酷な話で、それは、実際の人間の血管に、生きたまま、金属を流し込んで作ったのだといいます。
作成を命じた貴族の人間性にも強い疑問を感じましたが、
同時に、幼心に感じざるを得なかった疑問が何かというと、

どういう金属を利用したのか、ということでした。

人体を形作るたん白質は、熱に弱く、
体温をわずかに超えただけで、まるで煮えたように変性してしまうと
その頃、読みかじっていました。
融点が低い合金で、身近な「ハンダ」の場合でも、
それより、ざっと200度くらいは高いはずです。

そんな熱い金属を、生きたままの人間に流し込んだとすれば、
仮に正体不明になるまで酔わされていたとしても
あんなに大人しく横たわっていないんじゃないかと思いましたし、
肝心の血管が固まってしまう温度では、
ああまで細密に血管をかたどることは困難なはずだ、とも思いました。
…あの時代、ウッドメタルやローズメタルは無かったので。

自分の記憶をしばらく検索した結果、たどり着いたのが
それに先立つこと数年前、雑誌「子供の科学」で読んだ
「体温で溶ける合金」の処方でした。

元々常温で液体の水銀に、ビスマスその他、融点の低めなやつを混ぜ、
「室温では溶けず、30度台半ばで溶ける」程度まで
「落ち着かせた」合金です。
これを読んだ日は
水銀を使うなんてズルじゃん、と叫びたかったし
そもそもネタ以外に存在価値があるのか~?!と疑問を感じたけれど、

こういう残酷な目的で造られたのかもしれない、と
その日、TVを観ながら思いました。
あれから随分経ちますが、
確かにトラウマかもしれません。

近所のスーパーで一個19円の投売りだった洋ナシで
菓子「クランチ」を焼きつつ、ビール片手にこれを書いています。
多分、ストレス発散の為でしょう。

観ちゃいけないものを見てしまう人は、自分に優しくしてやらないとね。

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Wednesday, 14 September 2005

ニュージーランド留学に当たって

ただいま管理人は、来月のTOEFL受験に向けて、付け焼刃中です。 改めて感じるのは、

専門用語を英語で知らないなあ

ということです。 TOEFLには余り関係有りませんが…。

「レェィディアム」 と聴いて、「ラジウム」を連想するのはまだ楽ちんです。しかし、カリウムを「ポタッシアム」、ナトリウムを「ソディアム」と呼んだりもしますよね?一講義あたり数度ていどならば、前後から類推できるでしょうけれど、連発されたら最後です。

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