(「何を見ても何かを思い出す」を6・25に改題)
美容室に行きました。
某VSの講師をなさっている方が、
その方の作の,新しいデザインで切って下さいました。
私の心の中ではショートカットが今、旬です。
周囲のリアクションが心配でしたが、
嬉しいことに、今の所、大変好評です。
切って頂いている間、某女性ファッション誌を読んでいました。
普段、雑誌は読まないに等しい私にとって、
読む唯一の機会は美容室です。
結構、面白いものですよね。
いっつも同じネタばかりですけどね~♪。
化粧品の記事(link)で突っ込みを入れたくなるのは
筆者にとっては常のことですが、
今回は突っ込み以前に がくんと暗くなりました。
レチノ―ル配合の化粧品。
反則。
というか、
禁じ手。
どのように禁じ手なのか説明しましょう。
レチノールには、お肌がつるつるになるという
素晴らしい効き目があるようですが、
広く知られた顕著な効き目が、実はもう一つあります。
催奇形性。
当然、妊婦さんには不可。
近々子供が欲しいと思っている女性にも、不可。
確か、国によっては、レチノール配合の化粧品には
パッケージに奇形の胎児の写真を印刷して
警告することを義務付けている位、不穏な成分です。
わが国では、野放しにされていますけれど。
肌荒れや美白や、アンチエイジングに卓効があるという成分は
私が小さい頃から今まで、色々出てきました。
筆者も、一応70年代半ばから
記事になるたびにぽつぽつ追跡していますが、
どの成分も
①ビタミンCやEのように、これといって鮮やかな効き目が無い事が判明する
あるいは
②コウジ酸やレチノールのように、発がん性や催奇形性が見つかる
そのどちらかの傾向があります。
若返り成分は、大雑把に言うと細胞分裂を促す成分なので、年不相応な分裂を急かされた細胞では、遺伝子辺りがヘンになりかねないんですね。
最近でいうと、コエンザイムQ10などに
私は疑いの目を向けています。
現代の人間は40-50才ともなれば、
どなたもどこかに 癌手前の組織の一つや二つは
抱えていらっしゃるでしょうから、
高齢に伴って
Q10を体内で合成する能力が落ちているお陰で
癌発病から逃れている可能性も、無いとは言い切れないでしょう。
補酵素は体内に数多く有りますけれど、
そういう、数多くある自然界の物質を人体が使うときは、
副作用を牽制する物質と併用して使うのが定石です。
Q10に効き目があるとすれば、
毒になる部分も必ず有るはずで、
人間の身体は Q10を使うときにも
害を抑える他の物質を、
巧みに組み合わせている筈なのですが、
誰かそれを究明しましたか?
そして併用していますか?
こんな警告を書いている人間は
まだ他に居ないようで、
私の杞憂であれば良いのですけれど。
以前、どんな事があっても日本が好き、という記事を書きました。
その気持ちに嘘偽りは無いのですが、
今の日本に存在する事象の、9割くらいを憎んでいます。
私の気分を例えて言えば
「ハンサムで素質の良い、大好きな弟が
極悪結婚詐欺師になってしまったので
顔をあわせる度に怒鳴りつけつつも
心で泣き、更生してくれと祈る姉の気分」あたりが近いと思います。
多分、みなさんどなたも
時折 良心に恥じる事をしつつ、
基本的には
真面目に生きてらっしゃるのだと思います。
けれど、一つ一つはささいな悪なのかもしれませんが、
今の日本では
積み重ねすぎじゃないでしょうか。
微小なサンゴ虫が堆積して島が一つ出来るみたいに、
巨悪を作り出していませんか。
レチノールの場合、
メーカーは監督官庁がとめてくれる筈だと期待し、
官庁はメーカーの良心に期待する。
国民は、メーカーや官庁が危険な物質を市場に放つ筈が無いと
信じて疑わず、
人間にとって何より大事な「疑う」という
心の働きを投げ捨てて、
皆で責任を回避している。
某地方で大学生活を送っていた時、
プロテスタントの教会に顔を出していて、
こんな体験をしました。
常連に私と同い年くらいの方が居らしたのですが、
牧師さんいわく、
連絡が取れなくなった。
その一家が住んでいるのは自治体が運営する団地で、
新しい知事の施政下、家賃が急激に上がったため、
生活に困り、公共料金を払えず、
電話を止められたことが理由だと。
詳しくは覚えていない上に又聞きですが、
長年3万~4万くらいだった賃料が、
改築を理由に、
月10万以上に上げられた、ような話でした。
暫く後、教会でその人にお会いしました。
理由は忘れましたが、雑談が政治の話に逸れ、
某さんの「戦争論」の話題がでました。
専門として国際法や国際政治を学んだ私にとっては
「読むとお腹と頭に奇妙なカユミが走るギャグ漫画」
ただそれだけの本なのですが、
その方は 真に受けているらしく、
「パル判事が日本は無罪だといった」と熱弁を振るっていました。
パル判事が
日本を無罪としたのは、
後づけで作った法律で裁いちゃ駄目だ、という
法曹の本分に忠実な判断によるものなのですが、
その人は難しい話は
一切受け付けないようです。
(分りやすく例えてみます。:
最近、タバコポイ捨てはあちこちで禁じられ、
今でこそ、条例で罰金などが課されるようですが、
だからって、
「タバコポイ捨て禁止が始まる、その何年も昔に
吸殻をぽいぽい捨てて、迷惑だった人」に、
今の条例違反のかどで罰金を請求してよいかというと、
駄目ですよね?
その人の過去のポイ捨てでどんなに他人が迷惑を被っていて、
裁判官自身、罰してやりたい衝動に駆られても、
無罪と告げるのが、司法の仕事です。
実際パル氏は「南京事件」に関しては
数々の捏造や誇張を割り引いた上で
圧倒的に 有ったと判定していますし。
(疑問を感じる人は、他の本への引用じゃなくて
原典にあたりましょうね。
出来れば、原語で。
真実の奥が見えますよ)
その人の場合何が とりわけ問題かというと、
その漫画家さんと、問題の知事さんが
同じ主張グループに属する事について
何の疑問も感じていないらしいことで、
知事の主張する政策が
その人のお母さんを、今夜も
「お金がないよ~生活が苦しいよ~」と泣かせている(想像)ことには
全く思いが至らない様子です。
一家からは家賃をがめつく毟り取りながら、
寂れる一方のお●場●海副●心開発には
兆単位のお金をつぎ込もうとしていることを
教えてあげようと思いましたが、
言いませんでした。
唯一の希望なのでしょうね。
その知事さんたちが首相になれば強い日本が出来るって夢が。
日本は全く悪くなく、
皆アメリカや中国の陰謀が悪いのだという、考えが、
この上無く心地よいのですね。
外交は
表面は穏便な言葉をやりとりしつつ
わがままな方向に話を進めるのが常なので、
アメリカや中国の陰謀の可能性について
筆者は否定しません。
けれど、
他人の頭の中の策略は
どうにも変えようが無い訳ですから、
まずやるべきは、内憂を取り除くことでしょうに。
具体的に言えば、
国や自治体の力を消耗する無駄遣いを止める、のは
イロハのイでしょうが、
そんな基本的な思考さえ、某知事は
上に書いたとおり、明らかに持ち合わせていらっしゃいません。
そのくせ、国益の国辱のとシャウトなさるのですねえ。
そして彼らに期待を寄せる国民。
彼らその他の方々の無駄遣いに起因する借金が
世界史上空前の
返済不能なレベルに達したおかげで、
我らが祖国日本は
国債の格付けをアフリカの小国ボツワナ並みに下げられる
という国辱の只中で
辛酸を舐めています。
国庫の破綻は早晩不可避、
あとは、どう被害を少なくするかを
算段するしか手が無い窮地の只中にあり、
一部の真面目な政財官学民が頭を悩ませているというのに、
某知事らは、まるで墜落間近の飛行機機内で
ヘンな宗教を布教し始めた教祖みたいです。
おかげで国中の皆が、
実際の危機に目を向けられなくなっている。
彼らの言う事もきちんと疑う様に告げた私に、
その方は「疑っている」と断言なさいましたけれど、
果して如何程のものか。
最後に。
国民の金融資産が1000兆円を超すから平気だと
その筋の方は仰いますが、
国民の財布と国の財布は、あくまで別です。
何の救いにも、なりません。
極めて単純な例えで言うと、
子供の蓄えをあてにして
親が借金を膨らませているようなものです。
いざというときは身内同士の金で相殺するので
よそ様には迷惑をかけずにすむという理屈でしょう。
国民の財布から金を抜き取って政府の借金の穴埋めをしようというのですから、
我々が地獄を見るのは明らかです。
加えて、この1000兆(と単純化します)の
かなりは、価値がゼロになりかねない、日本の国債じゃないですか?
米国債も大量に持っている?
だから何ですか。
いざというときに頼りになるような
流動性が、米国債のどの辺りにあるのですか?
そもそも日本以外に、米国債をどか買いする国が無いから
日本が持っているのであって、
大量に放出したところで
どこの物好きが引き受けますか。
投げ売りで売りさばきますか?
下手するとアメリカと共倒れになりやしませんか。
7月上旬から、2週間ほど海外へ行ってきます。
南半球の風光を愛でつつ、
財政危機を乗り越えた国の
実際を、この目でしっかと学んできます。
何をどう学んだところで、
微力な私には今回の日本の危機は救えないでしょうから、
かなり悲しいですけどね。
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