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Tuesday, 01 April 2008

物心がつかない、ということ

今は学校が春休みだとかで、

同僚の子持ちの女性とお弁当を囲んでいると、しょっちゅう携帯が鳴る。電話の向こうからは、まだ声変わりしていない小学校中学年と低学年の男の子が、連日無邪気なことを報告してくるので、傍で聞いているだけでも楽しい。

近所で餅まきがあったこと、

兄弟でお餅を沢山拾ったこと、

拾ってきたお餅で、お家の中でも餅まきをやってたら、にーちゃんが色々命令してきて腹が立ったとか、お餅って冷蔵庫に入れちゃダメなの?とか何とか。

毎日がとても楽しそうですね、という私に、

男の子二人のシツケは腕力勝負よぉ、と、その人は口を尖らせた。

その人は見た目からして女らしく、ついでに私より年下で、体罰といってもデコピン程度しかやらなそうに見えるが、

実際は、毎日が取っ組み合いだそうだ。

それをきっかけに、隣席の別の女の人(三十代後半くらい)が、子供時代に一緒に育ったという従弟の話を始めた。

二歳下のその従弟は、今でこそ各種の黒帯を所持するアマチュア格闘家であり、

思いやりに溢れた立派な社会人だけれど、

物心がつく前は、あらゆる場面で腕力勝負を挑んでくるタイプだったので、いまだにその記憶のほうが鮮烈らしい。

例えばキン肉マン消しゴムが一個見当たらない、というだけの理由でプロレス技その他を掛けてくるため、彼女も腕っぷしで反撃しないと毎日の生活を送れなかったのだが、

審判であるお祖母ちゃんは、そんな時でも

「お姉ちゃんなんだから、あんたが優しくしなきゃダメ。」と彼女を叱るだけだったとか。

ちなみにこの人も、たいへん女性らしい、優しげなタイプである。

管理人の兄は根っからの文化系だし、

従兄弟たちにしても、年上すぎて互いにお客さん扱いか、又は年下すぎて、私がオムツを換えたこともあるほど…という感じなので、

未知の家庭環境をしのいで来た彼女らのことは、何だか尊敬してしまう。(特にママさんのほう)。

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【今日のまとめ】

たとえば憧れのイトコのおねいさんに、

ウエスタンラリアートやエルボードロップ(かっこいい技)を、

スタン・ハンセン(かっこいい人)のようにキメて倒せば、

ボクも「かっこいい」と思ってもらえるんじゃないか?と考える、おっそろしく無邪気な心理状態。

それが「物心がつかない」ということ。

※注「ラリアート」=私の世代が子供だった頃の「ラリアット」の呼び方。

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