テレビを見ないこと
巷に溢れる「ストレス対策」の読み物に、よく、「しばらくの間、テレビ無しで過ごす」ということが書かれています。
実際のテレビには良い番組もあるのですが、酷いものを見かけてしまったときは半端じゃなく滅入るので、私には、確かに危険な存在です。
あれを観て滅入らない人というのは、全ては自分とは関係ない世界の出来事だと信じているに違いない、とさえ思えるほどです。
例えば、何かにつけて「だまされた」と糾弾する割に、だまされやすい自分たちについて考えてみる様子は、一向に見えなかったりします。
犯罪報道についても、ああまでエンターテイメント扱いをするのは、それで気分がスッキリする視聴者がいるからで、つまり
「悪人は生まれ付きの悪人。」「そんなことをしないワタシたちは、生まれ付きの善人。良かったね!」という、グレーゾーンのない、ものすごく雑な分類でしか善悪や人間を捉えない視聴者が、全国に数千万人もいる、ということです。
ぞっとせずには居られません。
世の中の悪というものには大抵、
そういう善人の、悪が悪たるゆえんを想像力だけで理解できる(理解している)と思っている鈍感さが加担しているのだと、気づくことが多い人生なので。
ともあれ長年のストレスにようやくひと区切りがついてきたので
「テレビを持っても良いかな?」と思えるようになったのですが、しばらく後回しになるとは思います。それくらい、優先順位が低いです。
(持つにしても自分の場合、パソコンのUSBポートにワンセグチューナーを差すだけ、とかで済ませそうな気配。)

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