フォークランド紛争
数日前から何かにつけてフォークランド紛争のことを思い出すので、
少し調べてみたら、開戦が1985年3月19日だったのですね。
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当時の私は11歳でした。
いくらフォークランド(マルビナス)諸島が、実質的にアルゼンチン国土の一部のようなもので、英本国からみた存在が耐えられないほど軽い、とは言え、
武力占領を行っても大丈夫だろうと考えた、アルゼンチンのガルティエリ大統領(当時)の思考停止ぶりに、誰もが唖然としていたことを覚えています。
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英国領に侵攻した以上、まず、イギリスと戦うことは確実です。ついでに、中南米諸国を裏庭扱いしていたアメリカをも怒らせるのは、予測できたと思います。
この地域の性質上、市民のゲリラ活動には頼れませんので(義勇軍も来なさそうですし)、英米を敵に回して、あくまでも正規軍だけで戦わなくてはなりません。 ガルティエリ大統領も、工兵とはいえ中将なのだから分かっていたでしょうが、
アルゼンチンには、まったく勝ち目がありませんでした。
惨敗必至のこんな軍事作戦で、軍部独裁への民衆の不満を解消できると判断した同大統領の、マッチョの度が過ぎる判断や、
たとえ同国が、大戦前後のひとときに大国の仲間入りをしていたとはいえ、すでに零落し悪性インフレに苦しむ赤字国家になった自らの現実を認められない、盲目さに、
他国はだいたいどこも、唖然とするほかありませんでした。
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これから厳冬を迎えようという極地に近い島に、深く考えずに送り込まれた兵士のなかには、凍傷で両手足その他を失ってダルマ状態になって帰ってくる人もいました。
そのニュースに、映画『ジョニーは戦場へ行った(※)』のような生を強いられる人が現実にいる、ということを、改めて思い知らされたりもしました。
ともあれこの事件は、管理人にとっては、「人間はこれほど愚かになりうるのだ。多分、私自身を含めて。」と思い知らされた、記念碑的な出来事の一つです。
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(※) 映画『ジョニーは戦場へ行った』:
個人的には、Metallica"One"のプロモを通してしか知りませんが、この映画の何たるかが簡潔にまとめられている作品だと思います。
ちなみに"One"は、10代の頃の自分を励ましてくれた曲です。気分は歌詞そのもので最悪に近くても、「自分にはまだ、手も足も目も鼻も口もあるのだから、這いずってでも前に進まなきゃな。」と思い直すために、よく聴いてました。

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