「時々人に混じっているアレ」
オカルトネタ注意。短いけど。
連日最高気温が氷点下な今になって、あえて地球温暖化について考えてみるコネタ。
去年の夏、地元で電車(というか汽車)に乗っていたら、郊外のある駅で、黒いトンボが飛び込んできた。
バチバチと猛烈な音を立てながら高速で窓や扉のガラスに体当たりを繰り返すので、形状が定かに見えない。強いて言えばオニヤンマが横に太ったような、全身が真っ黒の、見たことのない種類だ。
ともあれ、あの調子で窓ガラスに体当たりを続けていれば、翅が痛んで再起不能になることは確かだった。
つまり、どうにかして逃がすしかないのだが、
飛んでいるままでは鈍くさい私には捕まえられないので(というか、公共の車内で昆虫を追い回す、危険な香り漂う不審者になりたくなかったので)、適当に裏技でプレッシャーを掛けて止めてから、
次の駅で、指でつまんで外に逃がした。
トンボの乗車駅から次の駅までの2~3分、手元で観察して驚いたのは、本当に全く見たことがない種類だったことで、
オニヤンマのような胴の横線が入っていないのは勿論、胴全体がやけに太く、体節の一個一個にミヤマクワガタの「耳」みたいな感じの装飾が付いていて、随分厳つい、熱帯的な姿かたちだった。
蜻蛉というよりdragonfly、という感じの。
近頃は地球温暖化のせいか、本来は外国にしか棲まないような虫が日本に飛来することがあるというけれど、あれも、その一匹だったのかも知れない。
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