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Monday, 05 September 2005

ニュージーランド旅行記3連発

①ヒトとして生まれた以上、
一度はカイバル峠を越えてみたいと
幼い頃から願っていました。…冷静に考えるとヘンな宿願ですが。

カイバル(カイバー)峠はパキスタン=アフガニスタン国境の要所ですので
今この夢を実行に移すのはかなり危険です。

しかし、奇しくもニュージーランド滞在中、その夢が叶えられました。
しかも、一度ならず数度。

なぜか当地では、ちょっと高台を通る道などに、しばしば
Kybar Pass
というストリート名がつけられているのです。

②ニュージーランドの茶を細品してみる
往路のNZ航空の機内食は、これまで食べたどの航空会社より美味でした。
大抵の会社では使い捨ての容器を利用していますが、
NZ航空の場合、食器はワイングラスに到るまで
きちんと本物です。

飲み物ではまず、緑茶が素晴らしい。
NZ産の茶葉で、日本にも輸出しているといいます。
おしゃれな藍色の絵付けの巨大な急須から給仕して下さる様子が
エレガントです。
非常に軽やかな甘みとうまみがあり、嫌味のない香りがします。
母が言うには、母の幼い頃の茶はこういう味がしたということです。

紅茶に関しても、英連邦の一員だけあって
レベルが高いものを安く飲めました。
Dilmah、というスリランカのブランドのティーバッグを、
様々なホテルが採用しているようです。
日本ではまだ知られていませんが、
目からウロコの美味しい茶葉です。

筆者はかなり以前、紅茶に凝りまくっていたことがあります。
例えば「店主自らがインドから買い付けてきた
新鮮なダージリン100g1500円なり」みたいなものから
「有機栽培無農薬紅茶」のようなものまで
広く飲んできました。

それでも
いままでこのDilmahほど掛値なしに
美味しいと断言できる茶を飲んだことが有りません。

加えて、ホテルの部屋にはほぼ必ず、
紅茶専用の牛乳が備え付けてあって有り難かったです。

③ニュージーランドのワイン
これも…世界最高のお買い得です。
他国の方々にはごめんなさいとしか言えませんが。

無垢という表現がぴったり似合うクリアな味に、
力強く繊細で汚染のない土壌、真面目な農法、きちんとした製法が透けて見えます。
わたし個人は、まず機内食で飲んだだけで、
例えば現状のフランス産より、遥かに好感を持ちました。

到着後、レストランのメニューに、
ご当地産のメソッド・トラディショナルの
スパークリングワインを発見したときも大変嬉しかったです。

通常、シャンパンの泡は砂糖を添加して出します。その為
味がくどく、俗に言う通り悪酔いをするのですが、

伝統製法や古代製法とある場合は、砂糖を添加せずに
葡萄汁自体の甘みを巧みに利用して炭酸を出します。
大変な手間こそ掛かりますが
シャンパンとは桁違いに品のよいものが出来ます。

---

今週末は、帰国時に購入したアイスワインを頂きました。
葡萄の実を、冬まで木に付けて置いて
寒さで水分が飛んだ頃を見計らって収穫し仕込む、甘口のワインです。
やはり、すっきりとしつつ、なお強い甘みの素晴らしい美酒でした。

つぶやき:そういえば、「獺祭」という日本酒、非常に興味があります。今のうちにぜひ、飲んでおかなければなあ…。

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Comments

大変前の記事に申し訳ありません。ひとつどうしても気になったのでコメントさせてくださいませ。若いころシャンパンの会社で働いていたのですが、当時の知識で得た限りでは発泡のために添加するのは砂糖ではなくて酵母であったと記憶しております。そのために二酸化炭素の発生後酵母の死骸が澱となるため、それを時間をかけて壜の口にあつめてぬきとり、目減りした分にワインと甘いリキュールを添加します。ですから確かに糖分は添加しますが、それは発泡のためではなかったかと認識しております。
味には好みもございますが、よいぶどうから丁寧に作られた、糖分添加の少ない辛口のシャンパンは、個人的にはとてもおいしいものだと思っております。
特に公開いただくには及びません・・・お目汚し失礼いたしました。

Posted by: hemisphere | Saturday, 14 June 2008 at 05:35 PM

どうしようか考えた結果、率直なところを書かせて頂くことにしました。


まず、折角頂いたご意見ですが、

内外の資料に当たってみたにも関わらず、お書きの内容を裏付けるものは、発見できませんでした。

どうやら認識を誤っていらっしゃるようです。ご確認下さい。


仏語版ウィキから、これについての説明を貼ります。

Quoi qu'il en soit, au moment d'embouteiller le vin de base ainsi obtenu, on lui ajoute la liqueur de tirage, composée de levures et de sucre. Cela enclenchera la dernière fermentation, dite prise de mousse. C'est cette deuxième fermentation qui va donner naissance aux bulles de dioxyde de carbone.

http://fr.wikipedia.org/wiki/Vin_de_Champagne


仏語は素人の私ですが、やはり、二次発酵に当たって、炭酸ガスの発泡を起こす目的でsucreを添加している旨を読み取れます。


澱を引いた後の甘口リキュール添加も行なわれますが、これは、もう少し後です。


ただし、私の上記の記事についても、

糖を添加する伝統的なシャンパーニュ製法と、糖を添加しない古代製法(この場合はスパークリングワイン)をごっちゃにする、という間違いを犯しています。

これについては訂正します。お恥ずかしい限りです。


なお、糖を添加せずに作る「メトド・アンセストラル」等は、シャンパーニュ地方で作ってもシャンパンとは認められない存在ですが、非常に美味なものです。(日本だと「マヴィ」さん等を通じてお求めになれます。)

http://www.mavie.co.jp/voyageur/lecSpk01.html#B

Posted by: 忘道 | Wednesday, 18 June 2008 at 07:40 PM

お忙しい中わざわざ取り上げてくださり恐縮です。自分の習ったことが間違っていたかと、私もあわてて調べてみました。
確かに、ティラージュは蔗糖と酵母の混ぜ物であったこと、すっかり失念していたようです。申し訳ございません。上記のフランス語の引用でも、「酵母と砂糖」となっておりますね。そういわれてみれば、糖分は酵母の「エサ」だと教わった気がいたします。(酵母が糖分を分解してアルコールと二酸化炭素になる、ということだったかと記憶します)ですので、「炭酸ガスの発泡を起こす目的で添加する」というのはおっしゃるとおりで、シャンパンに使用するワインはたしか糖分の少ないものなので、酵母の添加だけだとガスがきちんと発生しない、ということになるのだろうと思います。またもや不完全な知識で「いちゃもん」をつけてしまって申し訳ございません。ちなみに古代製法に糖を添加しないという件にはまるで気が付きもいたしませんでした・・・穴だらけの知識で人様にいいがかりをつけるのは品のないまねと(しかも2回も)深く反省いたしております。お叱りも真摯にお受けいたします・・・。

シャンパン自体の起源が、たまたま壜に付着していた酵母とワインが反応してガスが溜まり、勝手に栓が開いたことから発見された、と聞いたように思います。(英語のwikiに偶然発見されたと信じられている、と書いてあるのがこれだとおもいます)しかしそれでは発泡が安定しないので、確実に適度なガスが発生するようティラージュする現代の方法になったのではないでしょうか。昔は逆にしょっちゅう強すぎるガスで壜が壊れたこともあったようですね。(何だかいろいろ思い出してきました)
いろいろ調べてみるうちに結構詳しく製法の書いてあるページを見つけました:
http://www.geocities.jp/sakesquare/Champagne/manufacture.htm

さて「メトド・アンセストラル」のヴァンムスーは、恥ずかしながら口にしたことがございません。カルカッソンヌというのはフランスの南のほうでしたでしょうか。説明を拝見しますとだいぶブドウの糖分が高いようですね。このことをきっかけに、是非近いうち試してみたくなりました。すばらしい(しかもニッチな)情報をありがとうございました。

なんだか言いがかりをつけてばかりの「感じ悪い人」になっており、申し訳ございません。言葉でしか相手を推し量れないこのような場でのマナーがなっておらず、ご迷惑をおかけしたかと思います。過去のエントリーを拝見させていただくにつれ、様々な刺激を頂戴し興奮してしまって何を話題にすればいいのか分からないのに何かコメントしたかったというのがこちらの正直な気持ちです。他意はございません。未熟者で本当に失礼いたしました。

Posted by: hemisphere | Wednesday, 18 June 2008 at 11:51 PM

あまり恐縮なさらずに。

>「メトド・アンセストラル」のヴァンムスー
個人的にはお勧めです。美味しいですよーhappy02

最近全然飲めていませんが。。。

Posted by: 忘道 | Thursday, 19 June 2008 at 01:40 AM

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